昨日今日とめりの通う大学では入試が行われております。
今日は何もなかったので受験生だった頃のことを思い出してみます。

めりは私大を2校受けていたのですが、滑り止めで受けた1校しか受かりませんでした。
親は浪人を許してくれなかったし、めり自身も浪人する気はありませんでした。
というわけで、「国立は絶対に受かりなさいよ」という母親の言葉に見送られ、がっけぷちで国立大の入試に向かいました。

入試のため東京で宿泊した場所は、その後約1年お世話になった学生会館でした。
そこの最寄り駅は丸の内線のほぼ端っこの駅でした。
そして大学の最寄り駅は丸の内線のもう一方のほぼ端にあります。
しかしなぜかずっと丸の内線に乗っていた覚えがありません。
山手線に乗っていた記憶があるのです。
おそらく新宿で乗り換えたのでしょう。
なぜそんなことをしたのか、今となってはわかりません。
しかも反対方向に乗っていました。
しかしかなり早めに出ていたので、このまま乗っていようと思い、15分でつくところを45分かけて池袋へ向かいました。

駅から大学までの道はよくわかりませんでした。
めりは方向音痴なので誰かについて行くのが一番確実だろうと思っていました。
なので人の流れについていきました。
専門学校らしきところの、合格発表の看板前にたどり着きました。
山手線に45分も乗っていたので、時間にさほど余裕がありません。
しかしどこをどう歩いたのかよく覚えておらず、道に迷っていました。
「あ〜もうだめかも・・・」
やけになり自分のカンを頼りに歩いたら、駅にたどり着きました。
しかも大学の方向を示す看板もありました。
「これはまだいけるかも!」
急ぎました。本当に急ぎました。
試験開始の約5分前に試験会場にたどり着きました。

そんな珍道中を経ていたので、試験が始まる頃にはけっこう疲れていました。
がけっぷちの根性で何とか受かったものの、この日のことはあまりいい思い出ではありません。

教訓
・山手線で反対方向に乗ってしまったら次の駅で乗り換えよう。
・安易に人の流れについていってはいけない。

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